葉っぱには窒素(ちっそ)やリンといった樹木にとって大事な栄養が詰まっています。実は、樹木は葉を落とす前に、栄養を捨てないようにできる限り枝へと戻しています。これをリソープションと言います。
リソープションには、栄養を長く体内にとどめ、何度も利用することで浪費を抑える効果があります。樹木の研究によって、葉のリソープションは栄養が乏しい場所ほど活発になることが分かっています。少ない栄養でも、ムダを減らしてうまくやりくりする植物の工夫です。
2020.11.28
葉っぱには窒素(ちっそ)やリンといった樹木にとって大事な栄養が詰まっています。実は、樹木は葉を落とす前に、栄養を捨てないようにできる限り枝へと戻しています。これをリソープションと言います。
リソープションには、栄養を長く体内にとどめ、何度も利用することで浪費を抑える効果があります。樹木の研究によって、葉のリソープションは栄養が乏しい場所ほど活発になることが分かっています。少ない栄養でも、ムダを減らしてうまくやりくりする植物の工夫です。
栄養をうまく利用する葉っぱの工夫は、使い捨てをしないでくり返し使う「自然界の3R」(リデュース・リユース・リサイクル)と言えるでしょう。
私たちも、マイバックやマイボトルを持参することで、使い捨てをしない。これは地球温暖化対策にもなるのです。
・エコバック活用で、低炭素社会へ(COOL CHOICEサイト)
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