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カタツムリは涼活上手!

カタツムリのエコ生態

陸に生息する巻貝のうち、背中に大きな貝殻を持つものをカタツムリ(図1)、殻が退化してしまったものをナメクジといいます(図2)。


カタツムリやナメクジの体には皮ふがありません。かわりに半透膜(はんとうまく)という膜で体が覆われています。この膜は薄いため、油断していると体はすぐに乾いてしまいます。カタツムリやナメクジは雨の多い梅雨の季節や、涼しい夕方や夜の時間に活動的なのでは、体の乾燥を防ぐための工夫だったのです。


図1. 貝殻をもつクチベニマイマイ(Photo by うみぶどう)


図2. 殻をもたないチャコウラナメクジ (Photo by Inasuzume)


まねび(まねて学ぶ)ポイント

節電対策として、ネクタイをせず半袖シャツを着るなどの軽装で働く「クールビズ」や、勤務の開始時刻を早めて涼しい朝から仕事を始める「サマータイム」を導入する企業が見られています。


私たちもカタツムリやナメクジのように、活動しやすい時期や時間帯に合わせて、ファッションや生活スタイルを柔軟に変化させることで、省エネを効果的に実現することができます。


(外部リンク)


・ゼロカーボンアクション30


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