カマキリは、フワフワのムース状の卵鞘(らんしょう)に包まれた卵を産みます(図1)。
卵鞘は空気をたくさん含んでおり、断熱性があります。カマキリの親は秋に卵を産み、寿命をむかえますが、卵は暖かい卵鞘のなかで冬を越して、春に孵化します。カマキリの卵鞘は命のバトンをつなぐ特別な工夫なのです。
図1. 産卵しているハラビロカマキリ(Photo by t-kus)
図2. 壁に産みつけられたハラビロカマキリの卵鞘(Photo by よっくんだよ)
2021.12.20
カマキリは、フワフワのムース状の卵鞘(らんしょう)に包まれた卵を産みます(図1)。
卵鞘は空気をたくさん含んでおり、断熱性があります。カマキリの親は秋に卵を産み、寿命をむかえますが、卵は暖かい卵鞘のなかで冬を越して、春に孵化します。カマキリの卵鞘は命のバトンをつなぐ特別な工夫なのです。
図1. 産卵しているハラビロカマキリ(Photo by t-kus)
図2. 壁に産みつけられたハラビロカマキリの卵鞘(Photo by よっくんだよ)
寒さはヒトにとっても大きなストレスです。カマキリの卵鞘のように、断熱性が高く、住まいを快適な温度に保てる「高断熱住宅」が注目されています。
壁に高機能な断熱材を使ったり、窓に複層ガラスを用いたりして断熱性高めることで、冷暖房に使うエネルギーを抑えることが出来、省エネでお財布にも優しいです。新居や住まいのリフォームをお考えの際は、ぜひ高断熱住宅に注目してみてください。
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