ミツバチやマルハナバチ、クマバチなどの働きバチは、花から花へと飛び回り、蜜や花粉をせっせと集める習性をもちます。この蜜と花粉は、自分や巣の幼虫の餌として利用されます。
蜜や花粉あつめの習性をもつハチの仲間を「ハナバチ」といいます。ハナバチの後ろあしをよく見ると、花粉の団子がついていることがあります(図1)。これはハナバチの体に生えたふわふわの毛に花粉がからまり、一度にたくさんの花粉を運ぶことができる、ハナバチたちの工夫です。
図1. 後ろ足に花粉団子のついたセイヨウミツバチ(photo by きにきえめ)
図2. 蜜を吸うキムネクマバチ(photo by 名も無き虫)